OUT4巻 その2

OUT4巻 その2

OUT4巻 その2O 原作:井口達也 漫画:みずたまこと

爆羅漢、斬人のメンバーが大集合していた。

斬人の内部では、なぜ達也が代表なのだと、反発する声も多数あがっていた。

勝負は代表同士、3対3のタイマン勝負。

1戦目は達也、因縁の賢三との対決だ。

「安倍は今どうしてる?」
「もしかして・・死んだ!?」
「理由はどーあれ・・・一応謝っとく・・・ごめんな・・・」

躊躇なく要をハネた男とは思えないほど、優しそうにつぶやく賢三。

しかし、すでに身体は達也を叩きのめすための、準備動作を始めていた。

それを察した達也は先制攻撃を繰り出すがかわされ、逆にカウンターを食らう。

さすがに役者が違う、ゲバラ三兄弟。

喧嘩が強い達也だが、押されていた。

膝を屈する達也。

そこから顔面へローキックを叩き込む賢三。

ダウンをとり、そのまま馬乗りに。

全体重をかけて、拳を顔面に叩きつける。

コンクリートの地面に後頭部を叩きつけられながら、顔面を強打されつつける達也。

賢三の息が切れるまではそれは続く。

すると突然、賢三から叫び声が漏れる。

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殴っていた手の指が3本折れていた。達也がしかけた。

一気に反撃が開始される。

一瞬の好きをスキを付いた達也は、顔面に拳を叩き込む。

ぶっとぶ、賢三。

一撃で失神した賢三だった。

しかし、達也は両手で賢三の首を締め上げる。

周りがざわめく。

見届け人となっていた、他のチームの男が斬人総長、敦史に声をかける。

「丹沢ぁ!!どこまでやらせん気だ!!?」

敦史は静かに、ブチギレた表情で答える。

「トコトン・・・イクとこまで・・・」

不良達の喧嘩の限界地点まで、フェーズは移行していた・・・