OUT3巻 その3

OUT3巻 その3 原作:井口達也 漫画:みずたまこと
斬人達がたまり場にしているボーリング場、そこには喧嘩をしては行けないというルールがあった。
それは過去に大抗争があり、このボーリング場で死んだ男がいたのだが、その男が達也をはたいた女。
皆川千紘の兄、斬人5代目総長皆川状助(みながわじょうすけ)だった。
千紘の気持ちは理解した達也。
しかし感情は、もっと直情的なもの。
最悪な出会いとなった。
さて、そのきっかけを作った丹沢敦史、総長は達也に再度声をかけていた。
「さっき外行きそうになった時、引いてくれてありがとう。」
達也と初めてあった時と、同じ愛嬌と人懐っこい雰囲気、謝罪をする敦史。
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握手を交わす二人。
お互い自己紹介を改めてする。
一段落して、要と敦史は席を外す。
爆羅漢のスパイを捕まえたということで、二人をそちらへ向かったのだった。
そちらにケリをつけたところで、二人は一息ついて話をする。
そこで突然の敦史の爆弾発言。
「俺・・・・たっちゃんを斬人に入れる事にしたから・・・」
「はぁ!!?」
達也の平穏無事な保護観察生活は、どんどん遠のいていく・・・・・