OUT3巻 その1

OUT3巻 その1

OUT3巻 その1 原作:井口達也 漫画:みずたまこと

丹沢敦史と出会ったときは、笑顔が愛らしく、すぐ泣き、よく喋る、なんとも人懐こい様子だったが、不良共の群れのトップに君臨する男、それだけの男のハズが無かった。

要が達也を紹介したとき、その雰囲気は一変する。
獣のような目で達也を威嚇する。
「オメェが・・・井口達也だったか・・・!!ここは喧嘩御法度だ、場所が悪りぃ、他に移んべ」

すでに戦闘モードに入った敦史。
それを要が止める。

それもそう。
これはすでに話の行き違い。

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達也を警察から助けるときに、要は敦史と約束していた。
達也とのタイマンのセッティングを。

敦史は、今日がその時だと思ったのだ。
しかし、要は達也に、タイマンの話はしていない。
ただ顔合わせをしておこうと思ったのだ。

先走ってしまった敦史は少し気まずそうにする。
しかし、今度は達也の不良の魂に火をつけてしまった。

強烈な威圧と挑発。
それを受けて、喧嘩をしない達也ではない。

斬人のたまりばで、今度は達也が敦史に、ひいては斬人全員に喧嘩を売り始めた。