ポストアポカリプスベーカリー

ポストアポカリプスベーカリー

地球最後のパン屋「ポストアポカリプスベーカリー」は、zxima.LLCの作品。
zxima.LLCは(名前の読み方不明)兎に角絵がへたくそなゲームをバンバン出している。
約5本。しかしそのどれもが絵がへたくそなのに、まぁなぜか、結構面白い作品になっているのだ。
そのどれもがまず、ゲームシナリオの独創性が光りそれをきちんと補うゲームシステムと、
文章のセンス、キャラクターが個性的、といったところでゲームとしてハマれる面白さを生み出している。


絵が下手でもゲームは売れる。「ひぐらしのなく頃に」というゲームは多くの人が知っていると思うが、
同人ゲームとしてコミケで発売していたころ、
お世辞にも絵がうまいとは口が裂けてもいえないレベルであったが、
キャラクターの個性、台詞回し、世界観、シナリオが秀逸で、なんなら今のきれいな絵でなくて、
あの下手な(言っちゃった)昔の絵でやりたいと思うくらい、逆に下手なところが癖になってしまった。

ゲームの話に戻るが、舞台は地球、といっても超未来と思われる地球で、
パン屋だけではなく戦争のために、おそらく多くの現代文明が崩壊し、
ロボットテクノロジーが進化している世界であり、ほとんど生身の肉体がないアンドロイド、
そのまんまロボット。宇宙人タコにしか見えないミュータント化した人間、
地球を滅ぼせるほどの超能力者といった、エッジの利いたお客しかいないが、
どの客もみな「パンの魅力」に取り付かれ店のファンになっていく。

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そういった超個性的なお客との出会いと、お客さんの要望に振り回されながら、
おいしいパンを作っていくというゲームである。
パン作りシミュレーションゲームになっており、売り上げを立てて、
お金を使ってステータスをあげればどんどんパンがおいしくなっていくのだが、
パンを食べて喜ぶお客さんのリアクションがこれまた超個性的。
危なく地球を壊しそうになったり、素直になれない不良ぶっている怪獣みたいな奴の心を素直にしたり、
ちょっと子供向けのエッジが利いたアニメの感じで、面白いシナリオメイクになっている。

プレイ時間10時間はやったと思うが、全然終わりが見えていない現状です。
う~ん中身も濃い・・・ほかの作品もやりこみたいので、
はじめたら「沼」なゲーム作品である。しかし面白い。
ついでにパンも食べたくなる。いいゲームです。