「ジンメン」

「ジンメン」

飼っていたペット、動物園の動物達が突然襲ってきたらどうなるか、
想像したことはあるだろうか?
「ジンメン」は、その想像を具現化したコミックである。

突然動物達の顔が変化し、まるで人間の顔のようになり、
人間の言葉を話すようになり、ほぼ無差別に人間を襲いだしたのだ。
その襲うというレベルが、怪我をさせるレベルではなく「殺される」レベルまで、
なのが恐ろしいのだが。


主人公は元々「動物の言葉がわかる」という不思議な力を持った主人公で、
学校のクラスメイト達とはあまりなじめず、
とにかく動物達が心の支えで、動物園に頻繁に通っていた。

そんな動物園の動物達が顔を持って話せるようになって人間を襲ってくるのだから、
主人公は気が気ではない。命がけで動物達と交渉をし、なぜ人間を襲うようになったのか、
人間も、動物達も助けるために謎の究明に動き出す。

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動物が一杯出て来て単純に楽しいとも思っているが、
とにかく動物達が残虐になっていて、
人間をえげつない方法で殺戮していたりするので、グロが苦手な人は見るべきではない。

それが大丈夫なら動物の特徴を生かしたバトル漫画としても楽しめるし、
謎が少しずつ明らかになっていく物語の作りは、
ミステリアスでただのバトル漫画ではないテイストも入っていて、飽きない。

主人公がなぜ動物としゃべれるのかも、その謎解きの一つでもあり、
謎が解ければ解けるほど、さて次どうなるのか、
より物語が複雑になっていくので、続きが気になる作品である。