みんな違って、みんないい~プラネテス~アニメ編

みんな違って、みんないい~プラネテス~アニメ編

自分の好きな漫画作品がアニメ化する。
それは
「ヒャッハーッ!!この瞬間を待ちわびたぜぇっ!!」
という喜びが湧き上がると同時に
「いやー・・・コレ・・・大丈夫なんか?」
というちょっとした不安も付いてくるものです。

やれ、このキャラの声のイメージが違う。そもそもキャラクター画が原作と違う。
果ては「アニメオリジナルストーリー過ぎて、もはや別物じゃんっ!!」
ってなってるパターン。
これをやられちゃうと、観る側からすれば戦々恐々とするしかありません。
ストーリーの結末が有耶無耶になったりしないか?
自分が好きなあのシーンは観れないのか?

何より、原作と同様、しっかりと面白いのか?
大丈夫。プラネテスならね。
原作と違った切り口で描かれたアニメ版『プラネテス』


監督が谷口悟朗さんという実写よりの演出を好む方で、
現実的で大胆なストーリー改正、宇宙船や、人々が用いる装備品等々の変更、
アニメオリジナルキャラを出すという攻めの姿勢が半端ない事になってます。
(コードギアス 反逆のルルーシュもこの監督さんです)

放送枠がNHKの深夜帯だったので
「こんなにも改変しちゃってる物を、夜更かしまでして観る必要があるのか?」
と訝しみながら1話目を観たのが甘かった。
全26話、半年近く、週一で学校に遅刻するスタイルを確立した自分がそこにはいました。

「宇宙で働く会社人」の要素が強く、現実と理想の間で揺れ動くキャラクターの描写などは
働いている人なら共感できることでしょう。
今よりちょっと先の未来、宇宙という環境、そこでの日常生活。
ワクワクするキーワードが複数あって観る人の好奇心をくすぐってくれます。
何より、このアニメを作るのに携わった人達のプラネテスが好きツツ!!
という熱量みたいなものが目に見えてわかるってのがすごい!!

原作とアニメ、こんなにも違うのに、両方とも面白いという作品はなかなか
お目にかかれないんじゃないでしょうか?
必見です。