全員が主役級ッッ!!!~戦国妖狐~

全員が主役級ッッ!!!~戦国妖狐~

少年漫画というものは個人的に、どれだけ熱いか?
が重要な要素になっていると思います。
熱い友情、熱いバトル、熱い展開、それに伴う主人公の成長。
(だから少年漫画はスポーツ物が多いのかしら?)
あまりに熱いと胸焼けを起こしそうなものなんですが、それでも求めてしまうのは
やはり、人は根っこの部分でそれを求めてるからなのでしょう。(知らんけど)
そんな中から一際あっついやつを見つけました!

『戦国妖狐』水上悟志先生の作品です!
今は昔の戦国時代、人が生活している側には闇(”かたわら”と読む)という異形のものが共にあった。
物語の中心となるのは、人間嫌いの山戸迅火(やまとじんか)、
反対に人間好きの妖狐、たま。
二人は世直しの旅をしながら大きな戦いの渦に身を投じていく。

ザックリあらすじだけなら王道のストーリー展開です。
旅をしていく中で出会う仲間たち、タイトル通り、全員が主役でもいいくらい
その一人一人が魅力的で個性的です。
敵対するキャラクターも、読む人の感情を揺さぶる良い敵役っぷり。

あと、特質すべきはコミック全17巻の中で主人公が変わるというもの!!
第一部と第二部で構成されており、第一部は先ほど紹介した山戸迅火が主人公なのですが、
第二部ではその迅火の敵であった千夜(せんや)という少年にバトンタッチされるのです。
本当、読まないとわからない熱い展開なんですよっ!

何より、水上悟志作品で自分が好きなのは、物語が終焉した後のエピローグ。
物語のその後が描かれているっていうのはたまりませんなぁ!
読んだらきっと胸踊る、そんな熱い漫画でした。