これぞ、ルーミックワールド!~めぞん一刻~

これぞ、ルーミックワールド!~めぞん一刻~

漫画家、高橋留美子先生をご存知でしょうか?
というかご存知ないっていう方はいるのでしょうか?

『うる星やつら』『らんま2/1』『犬夜叉』
きっと一度は聞いた覚えがあるこれらの作品を世に送り出した
大先生であります。(そして作品のほとんどがアニメ化している!すごい!!)
そんな先生の作品の中で、大人のラブストーリーを描いた名作。

『めぞん一刻』

一刻館というおんぼろアパートに住む大学生、五代裕作は、
新しく管理人としてやってきた音無響子に一目惚れしてしまう。
その様子を面白がりつつちょっかいを出してくるアクの強すぎるアパート住人達、
同じく管理人さんを狙う恋敵の登場、二人の恋愛模様を中心に物語は進んでいく。

・・・これは有名ですよねー。アニメ化も実写化もされてますし。
めぞん一刻を始めて読んだ時が子供の頃だったので、いまいちピンとこなかったのですが
大人になって改めて読むとまぁー面白いのなんの。

80年代の恋愛模様なので古い価値観は出てきますし、
携帯電話というアイテムがない時代なのでじれったい展開などが多いです。
そしてそれが純愛という描写に拍車をかけていたりします。
先生がこれを描いたのが20代前半だというから驚きです。

最近の恋愛モノでは優柔不断な男子が主人公ポジションに置かれることが多いのですが、
めぞん一刻はそのはしりではないかと推測。
(萌えのはしりも、うる星やつらのラムちゃんからなのでは?)

終わり方もすごく綺麗で、爽やかな読了感とちょっとした寂しさ、
そして恋愛っていいなぁと素直に思えてしまうこの作品はまさに
ラブコメの金字塔として後世に残っていくのではないでしょうか。