オタクだってイロイロあるっ!~げんしけん~

オタクだってイロイロあるっ!~げんしけん~

オタクという言葉はここ最近、市民権を得てきたと感じています。
割とフランクに「自分はオタクです。」と発言できるように思えるし、
その発言を聞いたとしても、変な顔をされることは今では少ないでしょう。

では、ひと昔前のオタクは一体どんな感じだったのでしょうか?
そんな空気感を読み取れちゃうのがこれ!
『げんしけん』木尾士目先生の漫画です。

大学新入生の笹原は、勇気を出してサークル「現代視覚文化研究会(現視研)」に入る。
そこで出会うコスプレイヤー、エロゲーオタク、アニオタ、腐女子の面々と大学の四年間の生活を謳歌する?
オタク文化を好む若者たちの青春群像劇。

この作品を見ると学生だった頃の記憶が蘇ってきます。(こんなサークルには入ってなかったですが)
それくらいキャラクターたちの心理描写にリアリティがあるんです。
オタク特有の微妙な「イタさ」みたいなのが上手く描けていて、リア充とオタクの対比もうまく表現していて、
若干、心が痛くなったりするのですが、それが青春の醍醐味の一つでもあるのかなぁ・・・。(遠い目)

同人やコミフェス、コスプレ等々、普段触れることの少ない文化がきめ細かく描かれているのも
本作の見どころの一つです。
この作品は、オタクも一般人もなんら変わんないよっていうメッセージが含まれているような気がしないでもないです。
・・・含まれてたらいいなぁ。
オタクの生態を知りたい方は必読の作品です!