一風変わった殺し屋~ザ・ファブル~

一風変わった殺し屋~ザ・ファブル~

殺し屋のイメージってありますよね?

一番有名なキャラクターを上げたらゴルゴ13のデューク東郷でしょうか?
(東郷はスナイパーだったかな?)
冷静沈着で寡黙、クールでドライなあんちきしょうってな感じ。
その殺し屋のイメージを払拭したのが、今回紹介するコレ!

『ザ・ファブル』南勝久先生のバイオレンスコメディです。
本作の主人公、佐藤明は凄腕の殺し屋。
彼の正体がバレるのを危惧したボスは新たに命令を下す。
「一年間、一般人として大阪で平和に暮らせ」
相棒の運び屋と共に大阪に降りたった佐藤は、一般人として誰も殺さずに生活を営んでいけるのか?

絵柄や設定を見ると、シリアスな物語なのかと思いましたが、そんな事はなく、
佐藤明(この名前はボスが与えた偽名ですが)はちゃんと人間としての情は持ち合わせています。
感覚が普通の人とずれているので、
そこがちょっとした笑いどころとなっていたり、哀愁を漂わせていたりするので
この主人公が、この作品のキモなんだと思います。

アクションの場面もしっかりと緊張感があり、悪人は見事なまでのゲスっぷり!
そして主人公がものすごい強さで、さっくり解決してくれるのがなんとも痛快で
見ている人の心を梳いてくれるので読んでいて気持ちいいのなんの!

先生の前作『なにわともあれ』も好きなのですが
今作のファブルも期待大です!期待大です。